トイレごっこ

 なんとなく誘導すると家ではパンツをまたはいてくれるようになった息子。先日、おもちゃ箱の縁に腰掛けて「トイレ〜」とやって遊んでいた。まったく、あほなことばかりしてるわ。

 本当に用を足してくれるなよ、と心配してる先から「でたー」とか言ってる。見に行くと、やってしまっていた……。でも、でも、すごいのは、ちびっただけで箱の中は濡らさなかったこと!

 一時の、はでなおもらしがほとんど消えて、ちびりで済むようになった。雑巾もいらないよ。すごい進歩! 親ががんばる前に息子の体のほうがおしっこを我慢することを覚えてくれたようだ。派手なおもらしのときはベソをかいていたけれど、今はもう本人も平気だ。まだ時間はかかるかもしれないけど、進歩してるよ。

 トイレトレはいいのだけど、以下ちょっと愚痴。
 よくある言うことをきかない2歳児なんだろうけれど、うちの息子はかなり活発。ふざけたり反抗したり公園でのトラブルもとんでもなく激しい。こちらも心に余裕がないから、イライラ、カリカリがつのって、叱るのも必死になる。叱るとふざけた態度になるから(怖いんでしょうね)、こちらはさらにイライラして、ひどい剣幕でどなってしまう。たぶん、それが逆効果。息子はこっちの言うことなんか聞くわけもなく、逃げるというか、もうわたしから離れていってる感じまでする。親子関係を修正しなくちゃならないなぁ。行儀の面でも成長してるところもあるのだし、うまく育ててやらなくちゃならないのだ。

 この本この本をほんとに育児の参考に読んだほうがいいのかもいしれない。

 明日は、優しく一緒に遊んであげよう。遊んでるときはいいんだけど、着替えさせるとか、歯磨きさせるとかそういうときに紛争勃発になってしまうんだよねぇ。何か一工夫できるだろうか。

 ずっと前に斜め読みした『続 子どもへのまなざし』がずっと気になっている。これをしょっちゅう読み返しておきたい。「叱らない」とか「子どもの要求はできる限り満たしてやる」とかいったことが書いてあったなぁ。この部分だけ取り出すと無茶な話だけれど、読むと素直にうなずける本だった。まなざしというか、愛情というところが要点なんでしょう。要点なんて言うと身もふたもないが、育児ストレスがかなり癒される文だった。あー、こんなコメントも陳腐だ。

 2歳になる前の息子は、本当に天真爛漫で、「かわいい」と他人が言うのもお世辞ではなかった(と思えた)。2歳過ぎてから、引越しやらで環境が変わったのもあるし、親のストレスの影響もあるだろうし、もちろん成長して複雑な感情が増えたということもあるかもしれないけど、もう1年前みたいに心から楽しんで遊んでる姿が見られなくなったなぁ。